「象牙鍵盤ベッヒシュタイングランドピアノ使用」

C.BECHSTEIN(D280/Classic118)

19世紀に生まれたベヒシュタインピアノの中にはさまざまな精神が息ずいています。
イギリス・フランス系の伝統的ピアノ製法に源を発し、
ロマン主義という時代の思潮の中で育てられたベヒシュタイン。
リストやフォン・ビューローといった当時の偉大な音楽家たちが
ピアノ製作者ベヒシュタインにはたらきかけた結果、
さまざまに賞賛される個性が確立されたことを考えれば、
それは決して比喩的な表現ではありません。
作曲家のイメージを実現するために進化し、
たえずインスピレーションを与え、
多くの音楽家から愛されたピアノ、ベヒシュタイン。
その優美な音の箱の中には巨匠たちが追求してやまなかった音楽の世界があり、
扉が開かれるのを待っています。
奏者の想像力と技術次第でどんな色彩でも調合できる絵の具のようなピアノは、
ロマン派や印象派のみならず、
どんな音楽ジャンルでもいきいきと描き出す限りない表現力を秘めています。 |